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生活の質を上げるオトナのための家電(応用編)

前回記事<絶対に導入したい便利家電>

 


さて応用編である今回は、無くてもいいけど、使い始めると手放せなくなるウォシュレットのような家電を厳選してご紹介します。家事時間の削減という分かりやすい効果単位がないので、多分に感性によるところも大きいですが、筆者の場合はQuality of Lifeが格段に向上しました。

 

いずれも、元々業務用に普及していた機械器具が、コンシューマー向けに改良が加えられたことで普及期に入っているという点が共通しています。

 


【生活の質を上げるオトナのための家電(応用編)】

 

・自動調理器(シャープ/ホットクック)

・天然水ウォーターサーバー

・マッサージチェア

 


★★★

 


1.自動調理器(シャープ/ホットクック)

筆者は原則、自炊否定派です。一般家庭では労働装備率が低く、オペレーションにも無駄が多いので、餅は餅屋に任した方が、結果的に効用が高いと考えています。しかし、外食は良い店が徒歩圏内に集中していない限り移動が面倒だし、アルコールをたしなむ場合は、これが外食産業の一番のマネタイズドライバーですから、ライフハッカーとしてはそこにはお金を使いたくありません。

 

一時、近隣レストランから350円程度で何でも配達してくれるという触れ込みのUber Eatsが登場し、「これは革命が起こったか?」とも思ったのですが、思ったより加盟店が増えなかったことと、当初は店頭価格と同等で出品していたレストラン側が、Uberへの手数料を商品価格に転嫁しはじめたことで、結局宅配ピザと変わらない価格帯に収束してしまい、期待は泡と消えました。(加盟店が偏りまくっており、出前館との違いもなくなってしまっている)

 

そんな折、登場したのがこちら、シャープの全自動調理器ホットクックです。正直、圧力鍋や多機能オーブンレンジのような、実際使ってみるとトホホな結果になるいつものヤツか、と思っていたのですが、今度ばかりは違いました。


  

そもそも、料理のクオリティを決める要素とは何なのか?、筆者の考えでは、①分量、②調理時間、調理温度の3点ではないかと思っています。で、多くの人はの分量にだけはフォーカスするが、への関心が低いのではないかと思っています。

 

クックパッドや3分クッキングで美味そうに出来てる料理を家庭で再現すると、どうもコレジャナイ感に苛まれた経験はないでしょうか?それはおそらく、分量だけにフォーカスした結果だと思います。しかし経験豊富なプロなら時間と火加減にも感覚知があるでしょうが、素人がストップウォッチと温度計を持って料理をするのは現実的とは言えません。プロと素人の差は主としてここでつくのです。

 

ホットクックが画期的なのは、調理時間と調理温度をデジタルにコントロールしてくれることと、“攪拌”までをやってくれる点ですね(オーブンや圧力鍋だとこの点が不十分だった)。これによって、分量さえ守れば限りなくプロの味に近いものが家庭で出せるようになります。そして、外食のセントラルキッチンにあるのが正にこの、時間と温度を管理して攪拌してくれる機械(下図、名称不明)なのです。

 

謎の機械 


セントラルキッチンの内製化がバリューであるならば、Amazonフレッシュあたりと組んで、「分量」要素にもフォーカスし、宅配された具材を完全に放り込むだけのサービスにまで昇華させたいところですが、そこまでのビジョンはなさそうなのが少々残念なところです。

 

最後に余談ですが、これが現在の筆者のホットクックのヘビーローテな一皿です。

63℃で3時間、たったこれだけでオージービーフがこの通り。


ローストビーフ 

 

 

2.天然水ウォーターサーバー

 

 以前からTwitterで度々シャトレーゼを推しているのですが、あそこのお菓子が美味いのは1つには水が良いからなんです。東南アジアで菓子やパンを口にした方は、日本との味の違いに驚いた経験があるのではないかと思いますが、この違いは主に水の違いなんですよ。菓子類は地産地消が基本ですから、水の悪い地域ではそれ以上に美味しいものが作れません。

 

 世界的に日本ほど良質な天然水が容易に手に入る地域は珍しく、特に山梨県は富士山系の山々に磨かれた天然水が豊富にあることが幸いして、酒や菓子の有名メーカーが多数進出していますが、健康寿命が日本一となっていることも見逃せません。

 

 ところで、ウォーターサーバー業界は長らくプロパンガス屋やオフィス商社が、ルート営業のついでに大型ボトルを交換するタイプのビジネスがほとんどでした。このため、商圏規模が営業人員の規模に限定されるため、一般家庭では普及せず、もっぱら業務用がメインとなっていました。


出所:プレミアムウォーターHD IR資料

出所:プレミアムウォーターHD_IR資料 


 それが、2010年頃にワンウェイと呼ばれる返却不要なボトルが登場し、一気にコンシューマー向けに市場が拡大しました。顧客には宅配便で定期的に水が届き、使い終わったボトルは小さく畳んで捨てられるので、ボトルの回収の煩わしさがなくなり、立地による制約がなく導入できるようになったのです。

 

 配達方法もさることながら、水質が問題で、従来型のプレーヤーは、RO水と呼ばれる水道水を濾過した水を宅配しているので、質的には浄水器をつけるのと大して違いがなく導入するメリットは薄いと考えています。

 


それに対し、ワンウェイモデルでは立地制約がなくなったことで、上述の山梨の天然水が届けられるようになった点が大きな買い要因となりました。天然水×ワンウェイで展開しているのは、コスモウォーター(オリックスのPE投資部隊の投資先)、プレミアムウォーター(東証一部上場、光通信子会社)、フレシャスの3社があるようなんですが、コスモはオリックスの高値掴みと業界で有名だったことから却下(原価の大半が“のれん”になっている会社のサービスは基本避けている)、プレミアムは光通信系なので論外、ということでフレシャスの一択となりました。

 

使い始めて半年ぐらいですが、水道水との違いは大きく(味の違いというより、スッと体に入っていって溶けていく感じ)、この水で米を炊くと食味の違いが歴然としているなど水と料理の関係を再認識した次第です。何より、良い酒を手に入れたときは、この水で水割りを作るのが、酒に対する礼儀だと思っています!


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3.マッサージチェア

 多くの日本人が温泉等で一度は使ったことがあることでしょう。肩こりは日本人特有の症状らしく、マッサージチェアを作っているメーカーは日本にしかなく、その技術・ノウハウは世界一なんだそうです。

 

 当業界はフジ医療器とパナソニックとの2社による寡占市場で、フジ医療器はNEXTキャピタルというPEファンドの投資先だったことでも有名です。(現在は、金属リサイクルのアサヒホールディングス傘下)

 

 NEXTキャピタルの知人に以前聞いたところによると、当時は中国進出を狙っていたそうですが、中国では人の手によるマッサージの方が安かったので、全く売れなかったそう 笑。しかし、日本のマッサージは安くなったとはいえ、602,980円はしますし、家に置いておく価値は十分にあると思います。

 


 筆者が購入した当時(2013年頃)は、エントリーモデルで15万円程度したのですが、今Amazonをのぞいて見ると、ハイエンド機種が同じぐらいになっており、これなら絶対に買いだと思います。IBやコンサルの若手にマッサージチェアがあれば、理不尽な激務にも耐えられること間違いなしだ!


  
※左のハイエンドモデルが15万円台、右のオシャレモデルは8万円台のようだ(18/05現在)

 ★★★

 

BtoBで発達した機械のコンシューマー化は、軍事技術の民間転用のような趣きがあって、なかなか面白いですね。探せばまだまだヒット商品の種がありそう。そんじゃねー



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プロフィール

alphalifehacker

Author:alphalifehacker
  
腐ったこの国を買い叩くためハゲタカ阿修羅道に足を踏み入れた、元PEファンドのファンドマネージャー。更にその前は商社マン。

「お金を稼ぐことはいけないことでしょうか?」

いいえ、お金に罪はありません。ありません、が、数々のビジネスを経験してきた筆者のたどり着いた1つ答えは、富裕層と呼ばれるまでの財を成した人は例外なく”ワルい”ことをしているということ。

社会の裏側・お金と人間の悲喜こもごもをこの目で見てきた筆者の体験をもとに、エコノミック不良(ワル)と無辜な庶民はどこが違うのか、実生活に役立つ形に解釈し直し、発信して参ります。

このサイトに来ると少し賢く生きることができるかもしれない、アルファライフハッカーのブログです。

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